「はての浜」ってどんなところ?久米島はての浜のツアーの感想
はじめまして、島原やぎ世と申します。
夫の大病を機に、アラフィフ夫婦二人でフルタイム勤務を辞め、空いた時間で旅やお出かけをしています。
今はなかなか旅にも行けませんが、コロナが明けたら行きたいおススメの場所などを綴っていきたいと思います。
まずは二人ではまっている沖縄から。久米島編です。
目次
「東洋一美しいと言われる久米島はての浜。行ってみたいけど、どんなところ?」
そんなあなたの疑問に、久米島はての浜ツアーに参加してきたやぎ世がお答えします。
最近、忙しすぎてため息ばかりついてる…。そんなあなたは少し手を止めて、沖縄県久米島のはての浜を見にいくといいのかもしれません。涙が出るほどの美しさがあなたを包んでくれますよ。
今回は、私たちが参加した「イーフスポーツクラブ」での様子をお届けします。
※現在は姉妹店アイランドエキスパート久米島にて受付中
久米島はての浜ツアーの価格はいくら?
大人(12才以上)¥4,000
子供(4~11才) ¥3,300
今回私たちが参加した「グラスボートで行くはての浜」冬のツアーの価格*1です。他にスノーケルツアー(大人¥7,000~)もあります。あらかじめ予約を入れておきましょう。
また夏のツアーは金額と内容もまた変わってきますので確認してみてくださいね。
はての浜は3つの島からできており、総称して「はての浜」と呼んでいます。冬のツアーだったため真ん中の「ナカノ浜」に行きましたが、夏場は一番奥の大きな「ハテノ浜」に行きます。
ナカノ浜でも広さはありますし、充分、楽しめますよ。
久米島からはての浜までの直行便はないので、このようなツアーに申し込む必要があります。浜に簡易トイレはありますが、使わない方が無難とガイドさんから何度も言われたので、出発前に済ませた方がいいですね。
今回の参加者は20名くらい。お子さんからご年配まで様々な年代の方がいます。スノーケルプランの方が6名くらいいて、ウキウキ感が車内に充満!
車で5分ほどで港に到着し、グラスボートに乗り込みます。全員入ると満席になりますが、後ろが全開なので開放感があって気持ちいい!
グラスボートの船底はガラス張りで、海の中の様子を眺めることができます。下ばかり見ていると気持ち悪くなるので、船長さんが停めてくれた時にみんなで覗き込みました。ガイドさんが久米島の海の様子や、ウミガメスポットなどを教えてくれます。
久米島はての浜ツアーの所要時間は?
ツアー時間は約2時間ほどです。
グラスボートで往復1時間、はての浜には1時間くらい滞在します。10時ごろ出発して12時ごろまでです。
はての浜に到着。
ビーチシューズやサンダルなど濡れてもいい靴を履いているので、裾を膝までたくし上げ、ジャバジャバと海に入って浜に降り立ちます。
海と空とがつながった場所。この日はみごとな快晴で、空も澄み切った青さ。
久米島の海もかなりの透明度で美しいのですが、あたり一面なにもなく、白い砂浜とエメラルドグリーンの海が美しさをより一層引き立てます。ふぅっと深いため息を一つ。あまりにも美しすぎて言葉が出てきません。まるで絵画の中にでも入ったよう。
1時間後に集合になりました。私たちはカメラを持って散策です。
どこを撮っても絵になります。サンゴ礁まで芸術的!
海からはガイドさんから説明を受けて楽しそうなスノーケルチームの声が聞こえてきます。この透明度でのスノーケルは絶対に楽しいはず。のぞけばすぐに熱帯魚を見ることができます。初めての人でもOKだそうなので、試してもよかったかな…。
途中、私たちより少し上の年代のご夫婦とお話をしました。やはり沖縄好きで離島好きなのだとか。どうしても乗りたくて、フェリーで那覇から久米島まで来たとおっしゃっていました。
帰りの船では、船長さんが微妙に調整しながらハンドルを回し、ちょうどウミガメのいる上に動かしてくれました。泳いでいるウミガメを見られるのは珍しくて、とても運がいいとのこと。
船内は大歓声。大人も子供もカメの姿に大はしゃぎ。うまく写真が撮れなくて、アップできないのが残念ですが…。最後は船長さんの素晴らしい操縦を称え、全員で感謝の拍手をして船を降りました。
久米島はての浜ツアーの感想
ホテルから空港までのバスを待っている間、はての浜でお話しをしたご夫婦が車の中から声をかけてきて、空港まで送ってくれました。
このご夫婦、行きの空港で搭乗前にお酒を飲んでいたら時間を過ぎてしまい、乗り過ごしてしまったそう! 慌ててその日の便を探してもらい、久米島に来ることができたとか。お二人とも笑って話されていましたが、なんとも豪快!
島はこんな風に来る人の心を和らげてくれるのかもしれません。だから、何度も足を運びたくなるのでしょう。
そしてまた、こんな風に見知らぬ人と気さくに会話ができるのも、ボートでウミガメを一緒に見た体験があるからこそできるのだと思います。
まとめ
家に帰って空を見上げると、どんよりした寒々しい曇り空。この空が、はての浜で見た真っ青な空へと続いていることが不思議でなりません。白い砂浜とエメラルドグリーン海だけの光景は夢の中だったような気さえしてきます。
そこにいるだけで深いため息がこぼれてしまう場所。日常と切り離された異空間に迷い込んでしまったような…。
あなたがもし最近、しかめ面ばかりしているのなら、久米島のはての浜に行ってみてください。
浜に降り立った瞬間、笑みがこぼれてくるはずだから。
*1:令和4年2月現在の価格